米グレイスケール、ファイルコインなど6銘柄の投資信託の申請書類提出
世界最大の仮想通貨資産運用会社であるグレイスケールが、ファイルコイン(FIL)を含む6銘柄の投資信託の申請書類を提出していたことが判明しました。
他の6銘柄は以下の通りです。
・チェインリンク(LINK)
・テゾス(XTZ)
・ベーシック・アテンション・トークン(BAT)
・ディセントラランド(MANA)
・ライブピア(LPT)
申請書類の提出は、グレイスケールの法定管財人であるデラウエア・トラスト・カンパニーによってFILが2020年10月、それ以外の5銘柄は12月に行われました。
ただし、申請書類を提出することは、必ずしも投資信託として商品化されることを意味していません。
グレイスケールのゾンネンシャインCEOは、ザ・ブロックの取材で次のように説明しています。
「我々は常に、投資家の需要を満たす商品を提供しています。時折申請を行いますが、商品化を意味するものではありません。新たに商品化された場合には、投資家にアナウンスします」
グレイスケールの運用資産は250億ドルで、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など、さまざまな銘柄の投資信託を取り扱っています。
リップル(XRP)については、発行元のリップル社が米証券取引委員会(SEC)から提訴されたことなどを受け、今月に入って投資信託を廃止しています。