ディーカレットがマイニングマシンの小口運用サービス販売開始
仮想通貨取引所ディーカレットは、国内の仮想通貨取引所では初の試みとなる、ビットコイン(BTC)マイニングマシンの小口運用サービスを行うことを発表しました。
このマイニングマシンは5月末に設置し、6月の稼働開始を予定しています。
BTCのマイニングは、業者が専用機器を大量に購入して行うことが主流ですが、参入コストが高いうえに維持費もかかるため、個人などで小口運用するには敷居が高いものとなっています。
ディーカレットの新サービスでは、ロシアの大規模マイニングファームと提携し、マイニングマシンを販売するだけではなく、セッティングやメンテナンスなどの運用も行います。
こうしたサービスを提供することで、BTCマイニング参入への敷居を下げる狙いがあり、企業が購入すれば減価償却費に計上して税金対策になるとしています。
マイニングによって得られたBTCは、ディーカレットのコールドウォレットに保管される予定で、想定年利は94%、投資回収には13カ月が必要と説明しています。
なお、今回販売するマイニングマシンはビットメインの「アントマイナーS19 95TH/s」で、1台90万7500円で40台を販売する予定です。また、募集期間は3月15日から25日で、契約期間は2年間です。
1人当たりの台数は基本的に制限されていませんが、申し込み多数の場合は1人5台までとなっており、注文が40台に達しない場合は、販売自体を行わないと説明しています。