ビットコインでポルカドットトークンを発行する「PolkaBTC」のテストネットが開始
分散型金融の相互運用を目指す企業Interlayは3月2日、ポルカドット(Polkadot / DOT)のネットワークを活用し、ビットコイン(BTC)をロックしてPolkadotトークンを発行する「PolkaBTC」のテストネットを開始しました。
今回はテストネットの参加を増やすために、ベータテスター向けの1300DOT(約45,000米ドル)のインセンティブプログラムも併せて発表しています。
ポルカドットは、イーサリアムの共同創業者Gavin Wood氏を中心に開発が進められている仮想通貨で、異なるチェーン同士をつなぐハブとしての機能を備えているのが特徴です。
今回のテストネットの稼働は、ハブとしてポルカドットとビットコインをつなぐプロジェクトです。
PolkaBTCは、ちょうどイーサリアムのネットワーク上でラップされた通貨に似た仕組みで、ビットコインを保有しながらポルカドットのネットワーク上でレンディングサービスなどを使用することができるようになります。
この取り組みによりPolkadotの利便性の向上が期待されます。