ドージコインに特化したDEX開設-「アトミックスワップ」を活用
ドージコイン(DOGE)に特化した分散型取引所(DEX)であるDogeDEXが、コモドとDOGEのコミュニティーによって立ち上げられました。
DogeDEXの最大の特徴は、異なるブロックチェーンを持つ仮想通貨同士の取引をシームレスに行うことができるコモドの技術「アトミックスワップ」が活用されていることです。
DEXの多くはイーサリアム(ETH)のブロックチェーン上に開設されており、ETH、もしくはERC20のようなETHベースの仮想通貨しか取り扱うことができません。
このため、ETHと互換性のないビットコイン(BTC)などはそのままではDEXでの取引は行えず、あらかじめラップトBTC(WBTC)のようなBTCにペッグしたERC20トークンに交換する必要があります。
しかし、アトミックスワップを活用すれば、異なるブロックチェーン間でシームレスな取引が行えるため、DOGEとビットコイン(BTC)やETHとの交換が行えるようになります。
現時点ではiOSとAndroidに対応していますが、5月にはWindowsやMacOS、Linuxにも対応する予定です。また、4月にはクレジットカードでDOGEの購入が可能になるとしています。
DOGEは日本では馴染みが薄いですが、テスラCEOのイーロン・マスク氏ら熱烈な信奉者がおり、強固なコミュニティーを持っていることで知られています。
また、マスク氏は自身のツイッターでDOGEについて触れることがあり、その度に大きな価格の変化が起きることでも有名です。