米国の環境シンクタンク、100%グリーンなビットコイン採掘の方法を証明するシステムを開発
コミュニティ・エレクトリシティ社が主導する環境シンクタンクDecarbbitcoin Labsは、100%グリーンなビットコインを採掘する方法を証明するための費用対効果の高いシステムを開発しています。
これはカリフォルニア州の気候変動対策における初めてのプロジェクトであり、カリフォルニア州で環境汚染に苦しむ住民を保護するために出来た「環境正義プログラム」に沿った動きとなっています。
コミュニティ・エレクトリシティ社の共同創業者であるオースティン・デイビス氏は、
「この取り組みは、低コストかつ地元で生産されているクリーンな電力を支援し、導入する際の資本支出も最小限に抑えられる」
と述べています。
ビットコインはマイニングで消費する大量の電力が問題となっており、年間総電力消費量は、ケンブリッジ大学の試算で127.70TWh(テラワットアワー)、Digiconomistの試算で79.63TWhとなっており、チリの年間電力消費量に匹敵すると言われています。