ビットコインが100万円を越える急落ー大量のロスカット発生とその原因
4月14日に最高値の706万円を記録したビットコインは4月18日、一時的に51,250ドル(約560万円)まで下落しました。
ビットコインの急落前、アルトコイン銘柄の連鎖的な膨張で、足元を警戒する見方も強くなっていました。
データサイトの「bybt」によると、今回の急落でロスカットが大量に発生し、24時間で清算された買いのポジションは86億ドル(9350億円)に及び、直近の好材料でハイレバレッジでの買いポジションが一掃された形となりました。
今回の急落には以下のような要因があげられます。
- 4月末より、トルコ中央銀行での仮想通貨決済の全面禁止(16日)
- ビットコインのマイニングハッシュレート(採掘速度)の急落(16日)
- コインベース上場に伴ってのアルトコイン市場の急騰の反動(15日)
また、このほかにも、米金融機関の仮想通貨に関わるマネーロンダリング疑惑について、財務省の告訴に関する投稿がツイッターを中心に拡散されましたことも一因と考えられています。
一方、米財務省担当の弁護士であるJake Chervinsky氏は「ソースに正確性がなく、そのような事実はない」とコメントしており、情報の信用性について議論されています。