音楽配信サービスBeatport、ビットコイン決済が可能に|NFTの販売も開始
大手デジタルミュージック小売業者のBeatportは4月20日、6月からビットコインでの支払い受付を始めることを発表しました。
さらに、音楽とアートをミックスさせた非代替性トークのNFTの販売を4月23日からスタートさせる予定です。
Beatportは、2004年1月1日にサービスが開始されたLiveStyleが運営する有料オンライン音楽配信サービスで、ダンスミュージックやクラブミュージックが多いことで知られています。
また、提供楽曲は現在1,100万曲ほどで、DJが利用する曲を選ぶ際に活用されることが多いのが特徴です。
Beatportは今まで楽曲の決済は、USドル、UKポンド、ユーロに対応していましたが、今回のビットコイン決済の開始にあたり、香港にある大手仮想通貨マーケットプレイスのCrypto.comと提携します。
ビットコイン、NFTの導入理由とは
BeatportのCEO Robb McDaniels氏は、パンデミックの混乱が続くなかでイノベーションの大切さを痛感したと語っています。
新しい技術の提供は、DJや音楽のプロデューサーがファンとのコミュニケーションを図り、業界を盛り上げてくれる効果があると考えています。
NFTは、数多くの音楽イベントが中止される中で作られた楽曲が採用されました。
今後デジタルミュージック小売業者が後を追ってビットコイン決済を導入すれば、ビットコインの普及が加速するものと考えられます。