ビットコイン・バブルは崩壊する?
ビットコインは4月14日に過去最高の707万円を記録しましたが、5月19日には一時330万円台まで急落し、わずか一か月で半値以下にまで落ち込みました。
ビットコインバブルの崩壊はこのまま起きてしまうのでしょうか。
半値戻しは全値戻し
株式市場では「半値戻しは全値戻し」という格言があり、一般的に相場の反発力の強さを示すと解釈されています。
この格言に従うのであれば、ビットコインはまだ高値からの半値なので、バブルが崩壊したとはまだ言い切れないでしょう。
中国の取り締まり強化表明が急落に影響
21日に中国の国務院がマイニングや取引の取り締まりの強化を表明しました。
まだ具体的な内容は不明ですが、中国国内では相当な警戒感が出ており、この中国の国務院の表明が今回の急落の一因と見る専門家もいます。
また、香港では個人投資家の取引を禁止する法案も検討されており、こうした中国の動きがバブル崩壊に繋がることも考えられます。
アメリカの失業者が急落の鍵を握る?
また、現在、アメリカにおけるコロナ関連の失業者は、週あたり400ドル上乗せした失業手当が支給されています。
こうした背景から、失業手当を利用しビットコインに投資している個人投資家がいますが、コロナ手当は9月に廃止を予定されているため、現在よりも更に急落することを予想する専門家もいます。