ドージコイン、コインベースプロに上場し6番目の規模に成長
仮想通貨(暗号資産)のドージコインが6月2日の取引で31%の急騰をみせました。
これによりドージコインは仮想通貨として6番目の規模、時価総額540億ドルに成長しています。
この背景には「コインベース・プロ(プロ向けプラットフォーム)」にドージコインが上場するという発表が影響しています。
6月1日にアメリカの仮想通貨取引サービス事業を営むコインベースが上記内容を発表し、翌日2日にはすぐに急騰しました。
ユニークさで話題になりやすいドージコイン
ドージコインは2013年発行されて8年経過した今年、ボラティリティの激しい動きなどで多くの投資家の注目を集めました。
柴犬のミームでネットを騒がせたり、スペルのミスを逆手に取って表記を「dog」とせず「doge」としたり、ユニークなストーリーでファンを集めることになりました。
考案者はビリー・マーカス氏とジャクソン・パーマー氏の共同開発で、ジョークのつもりで発行したとされています。
仮想通貨に関するツイートで市場に影響を与え続ける米テスラ社のCEOイーロン・マスク氏もドージコインを保有しています。
同氏はツイッター上で「ドージコインを売却したことはないし、今後も売却はしない」とポストして、ドージコインの注目を後押ししました。