ビットコイン下落、中国政府の規制強化への懸念が影響か

ビットコイン下落、中国政府の規制強化への懸念が影響か

暗号資産(仮想通貨)ビットコインは5日の取引に続き、6日の取引でも下落しました。

エルサルバドル共和国のナジブ・ブレゲ大統領が、ビットコインを「法定通貨」として採用するための法案を議会に提出する計画が明らかになるなどの好材料もありましたが、中国政府が仮想通貨業界の規制を強化する懸念が下落に影響しているようです。

また、機関投資家による採用には長期間を要すると示唆するゴールドマンサックスのレポートも下落を後押しする形となっています。

中国のソーシャルメディア大手の「微博(ウェイボ)」は5日、違法行為や規則違反を理由に一部の仮想通貨インフルエンサーのアカウントを停止しました。

停止されたアカウントを閲覧しようとすると違法行為あるいは規制、ウェイボのコミュニティーの規則違反があったとするメッセージが表示されます。

ウェイボ中国最大のソーシャルメディアの1つで月間アクティブユーザー数は4億4500万にせまり、中国政府の規制強化がソーシャルメディアへ及んできたのであれば、今後の更なる仮想通貨の下落に与える影響は決して少なくありません。

なお、ウェイボ以外のソーシャルメディアの仮想通貨関連のアカウントはまだ停止はされていません。

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