ライトコイン、ブロックチェーン上で仮想通貨を発行できる「オムニライト」実装へ
ライトコイン財団は9月7日、ライトコイン(LTC)にブロックチェーン上で別の仮想通貨を発行することができるプラットフォーム「オムニライト」が実装されることを発表しました。
財団の説明によると、オムニライト上で発行された仮想通貨については、LTCの拡張とみなされ、取引履歴などはすべてLTCのブロックチェーン上に記載されると説明しています。
オムニライトを使用することで、LTCのブロックチェーン上でステーブルコインなどを発行することが可能になり、また、スマートコントラクトの作成も可能になります。
現在、分散型金融(DeFi)の隆盛などによってイーサリアム(ETH)はトラフィック過多になり、手数料高騰などが大きな問題となっています。
財団ではオムニライトを使用することで、手数料を抑えることが可能になり、DeFiなどによるアクセスしやすい環境を作りやすくなるとしています。
また、オムニライトでは非代替性トークン(NFT)の発行もサポートされており、将来的にNFT市場を形成することも視野に入れています。
オムニライトはウォレットモードをサポートしており、現時点ではWindows、MacOS、Linuxの各プラットフォーム上で利用が可能で、AndroidやiOSには対応していません。