クロアチア大手スーパー、仮想通貨でのオンライン決済が可能に
東欧クロアチア共和国最大のスーパーマーケットチェーン「Konzum」は12月1日、仮想通貨による買い物がオンラインショップで決済可能になったことを公表しました。
これによりスーパーマーケットでの日用品や食料品、家庭用品などが、以下の9つの銘柄で購入できるようになりました。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラ(XLM)
- イオス(EOS)
- テザー(USDT)
- USDコイン(USDC)
- ダイ(DAI)
なお、同社は将来的にオンラインショップに限らず実店舗での仮想通貨決済も見込んでいるとのことです。
小売業での仮想通貨決済が、業界内外の発展に期待
クロアチア国内の仮想通貨支払い処理企業「Electrocoin社」と提携したKonzumは、PayCekという決済システムを導入しています。
このシステムは仮想通貨のボラティリティの高さによる懸念を考慮して、固定為替レートを保証しています。
国内で700を超える店舗を抱えるKonzumの従業員は1万人を超え、実店舗での仮想通貨決済が可能になれば、より多くの人にとって仮想通貨が身近なものになると期待できます。