メタバース「ディセントラランド」で土地の高額落札相次ぐ

メタバース「ディセントラランド」で土地の高額落札相次ぐ

イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを利用したメタバース「ディセントラランド」で、メタバース内の土地の高額購入が相次いでいます。

ディセントラランドでは、複数の区画の土地をひとまとめにして販売する「エステート」という仕組みがあります。高額購入が相次いでいるのは、このエステートです。

11月23日、カナダの投資企業のトークン・コムは、116区画からなるディセントラランドのエステートを購入したと発表しました。

購入はディセントラランド独自の仮想通貨であるマナ(MANA)によって行われており、購入額は61万8000MANAです。日本円換算だと約2.9億円で、現時点での最高額となっています。

また、ディセントラランドは12月11日、14区画からなるエステートが30万MANAで売却されたと発表しました。日本円換算だと約1.1億円で、販売価格としては3位になります。

ディセントラランドでは、日本企業3社が開設した仮想文化都市「メタトーキョー」に、ジェネラティブアートに特化したバーチャルミュージアムが開設されるなどの動きが出ています。

カリブ海の島国であるバスバドスが、ディセントラランド内にバーチャル大使館を設置する計画もあり、こうした盛り上がりが高額落札につながっている可能性があります。

ユニバーサルミュージック、アバター企業と提携しメタバースへ進出