オーストラリア動物園が環境に優しいブロックチェーンでNFTを販売開始
オーストラリア動物園は6月14日、オーストラリアで絶滅の危機に瀕している動物種に対する周知と資金調達のため、NFTコレクションの発売を開始しました。
オーストラリアでは2019年に大規模な山火事が発生し、コアラの生息地の80%が焼失。さらに、1000頭以上が死んだ可能性があり、コアラは絶滅危惧種的な存在となっています。
「Wildlife Warriors(ワイルドライフ・ウォリアーズ)」と名付けられたこのコレクションは、地球を守るスティーブ・アーウィンの使命を尊重しながら、絶滅の危機に瀕し、傷ついた動物たちの命を救うための資金調達に貢献するプロジェクトです。
発行する2000枚のNFTは、クイーンズランド州の象徴的な動物園で紹介されている動物のうちの1つがランダムに生成されるユニークなアート作品となっています。
一次販売で得た資金は、オーストラリア動物園とワイルドライフ・ウォリアーズの持続可能な保護プロジェクトに全額寄付されます。
なお、NFTは「Algorand」という環境に優しいブロックチェーン上で発行されています。Algorandブロックチェーンは、0.01%のガスと取引手数料がカーボンオフセットに変換されるため、世界初の「カーボンネガティブブロックチェーン」になるとも言われています。
- オーストラリア動物園 公式ツイッター
- オーストラリア動物園 NFTコレクション公式サイト