Polygon(ポリゴン)、年内に炭素排出量をマイナスにすることを発表
イーサリアムのサイドチェーンであるPolygon(ポリゴン)は6月20日、使用されるネットワークから排出される炭素を将来にわたってマイナスにすると発表しました。
KlimaDAO(クリマダオ)を使用した炭素廃棄取引は、40万ドル相当のBCTとMCO2を購入したにも関らず、ガス代(手数料)が4ドル、取引時間が16秒という僅かなエネルギーしか使用していません。
これは、ポリゴンがエネルギー使用量の少ないトランザクションの承認方法であるPoSを採用しているためです。
世界最大規模のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaもイーサリアムチェーンとポリゴンチェーンを使用しています。
NFTをミント(NFTを作成)するときに使用されるエネルギーは、ポリゴンチェーンを使用することで大幅に減らすことができます。
今後増えてくるであろうメタバースで使用されるNFTも、環境にやさしいポリゴンチェーンでミントすることで、ネットワークから排出されるエネルギーを大幅に減らすことも可能です。
ポリゴンは、2022年に炭素排出量をマイナスに移行することを予定しています。今後も気候変動問題に積極的に取り組むブロックチェーンとして注目です。