CO2排出量追跡ブロックチェーンアプリがハッカソンで入賞|ドバイ学生が開発

CO2排出量追跡ブロックチェーンアプリがハッカソンで入賞|ドバイ学生が開発

68カ国の13~18歳を対象とした、世界初のバーチャル・グローバルハッカソンThe Uber Global Hackathonにて、ドバイの学生3人が開発したブロックチェーンアプリが「Most Innovative Team(最も革新的なチーム)賞」を受賞しました。

Gems Wellingtonインターナショナルスクールの学生らが開発したこのブロックチェーンアプリCarbon Link(カーボン・リンク)は、ユーザー自身が排出した二酸化炭素の量を追跡・記録できるものになっています。

発案者の一人Anwesha Nath氏によると、アプリと接続されたタクシーや飛行機での移動やその他、日常の行動における排出量を追跡することで、自身の炭素使用量を割り出し、月次レポートが送られる仕様となっています。

この仕組みはカーボン・リンクに実装された2つのイニシアチブUBER4Uと、GREEN Metaで成り立っています。

UBER4Uはタクシー会社の収益維持モデルとしても構築され、ユーザーやドライバーが燃料車からEV車へと移行していくことを想定しています。

GREEN Metaは、ユーザーが日々の排ガス使用量をチェックし、追跡するために作られました。

またGREEN Metaはメタバースとも接続しており、記録された毎日の二酸化炭素排出量をもとに土地が作られるほか、ドバイにある実際の未使用の土地に木を植えることも計画されています。

受賞した3人によると、今後は法人化させ、スタートアップ企業になることを目指しています。

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