KlimaDAO(クリマダオ)が法定通貨でカーボンオフセットが可能なサービスをローンチ
カーボンクレジット・トークンの大手プロバイダーKlimaDAO(クリマダオ)が、法定通貨でカーボンオフセットができる決済サービスFiat to Retirementをローンチしたことを発表しました。
これによりユーザーは、仮想通貨やWeb3ウォレットを設定せずに、クレジットカードで簡単にトークン化したカーボンクレジットを相殺することが可能です。
Fiat to Retirementは、Web3とカーボン市場を結びつけるソフトウェアとインフラストラクチャを提供しているブロックチェーン企業C3.appと、気候保護プロジェクトをサポートし、ネットゼロ達成を目指すOffsetra LLCのサポートにより実現しました。
C3は直接、法定通貨を使用してカーボンオフセットを行いたいユーザーからの電信送金を受け入れます。またOffsetraはオンライン決済プラットフォームStripeをサードパーティーの支払いプロバイダーとして利用し、容易に取引できる仕組みとなっています。
仮想通貨ウォレットの利用経験がないユーザーにとって、トークン化されたカーボンクレジット市場への参入はハードルが高いですが、クレジットカード決済に対応することで、KlimaDAOはそのメリットを改めて訴求しようと考えています。