Cosmos(コスモス)をカーボンニュートラルなブロックチェーンにするクエストがスタート|Regen Networkらが主導
互換性のないブロックチェーンをつなぎ、スケーラビリティ問題の解決を目指す仮想通貨Cosmos(ATOM)は、ネットワーク・バリデーターノードのインフラと運用において、炭素排出量ネットゼロ達成を目指す気候影響クエスト「Cosmos ZERO」をスタートしました。
Cosmos ZEROは、地球温暖化の逆転と生態系の再生に焦点を当てたRegen Networkと、Cosmosエコシステムの開発を進めるInterchain Foundationの提携により、実現したものです。
3つのクエスト
気候変動対策に貢献したいCosmosのプロトコルとバリデーターであれば、以下の3つのクエストに参加し、バッジを獲得することができます。
1.プロトコルまたはバリデーターの運用による二酸化炭素排出量を計算
Regen Networkのバリデーターによって開発された、Cosmosプロトコルのカーボン・フットプリント事前見積もりを使って、プロトコルの二酸化炭素排出量を計算します。
バリデーターはオープンソースのCarbon Footprint Calculatorか、Cosmos ZEROによるデフォルトの仮定を使ってフットプリントを計算します。
2.カーボンニュートラルなガバナンスの提案書を提出
コミュニティの議論の枠組みとして使用できるガバナンス提案のテンプレートに、プロトコル名・フットプリント(トン)・ネイティブトークンでの支出リクエストを書き込み、提出します。
3.プロトコルまたはバリデーター・ノードの二酸化炭素排出量を相殺
ガバナンスの提案が通ればプロトコルレベルの場合、エコクレジットを購入し、クレジット償却によって二酸化炭素排出量を相殺する準備ができます。バリデーターレベルであれば、2のクエストをこなさずに相殺できます。