Toucan(トゥーカン)がクリスマスギフト用のカーボン償却証明書を発行
気候危機の解決策に資金を提供しインフラを構築することで、炭素市場をすべての人々に届けることを目的としたToucan(トゥーカン)は、12月12~24日までの期間中にカーボン・クレジットをオンチェーンで相殺したユーザーに、クリスマスギフト用のリタイアメント(償却)証明書を発行しました。
クリスマスをテーマにパーソナライズされた証明書は贈り主の名前でも利用でき、プリントアウトしてメール送付が可能で「ご家族との年末旅行の際に発生した二酸化炭素を相殺して、この証明書をプレゼントしてみてはどうか?」と呼びかけています。
またトゥーカンも、独自のカーボン・トークンNCT(Nature Carbon Tone)をユーザーがリタイアメントした金額の同額分を上乗せし、地球へプレゼントすることを明らかにしています。
■リタイアメント証明書を発行する方法
リタイアメント(償却)証明書を発行する手順は下記の通りです。また自身が相殺したい二酸化炭素の量はこのツールで確認することができます。
1.チェーンをPolygonネットワークに設定し、SushiswapでNCTを購入します。
2.Toucan dApp経由でNCTをカーボンクレジットTCO2に交換します。
3.償却する際の関連する情報をすべて記入します。
4.メッセージや受取人アドレスなどを記入し、ギフト券をリクエストすると48時間以内に直接届きます。
リタイアメントはカーボンクレジットのライフサイクルの最終段階のことで、流通からは除外されます。そのため排出権補償の請求に使用することはできなくなり、気候変動対策を実施したことを意味します。
このような複雑な仕組みの気候変動対策をトゥーカンのブロックチェーン・プラットフォームを使用することで、誰でも簡単に参加することができます。