NFTを活用して文化遺産を保護|Quantum Temple(クォンタム・テンプル)
世界的文化遺産の保護を目指すWeb3プラットフォームQuantum Temple(クォンタム・テンプル)は、口頭でしか伝えられていない伝統および儀式をNFT化し、コレクターや旅行者に販売することで保全を図ろうとしています。
ゴールドとシルバーにランク分けされたCosmic Eggsと呼ばれる合計2,444個の会員制NFTを販売し、収益の50%が地域コミュニティ支援を目的としたインパクトファンドの設立に充てる計画です。
なおCosmic Eggs保有者は、創設メンバーのステータスが付与され、限定コンテンツやコミュニティへのアクセス権のほか、NFTのドロップ・エアドロップ・リワードも優先的に獲得できる予定です。
現在、プロジェクトの1つとしてインドネシア・バリ島の文化遺産である、極楽鳥の求愛ダンス「Cendrawasih(チェンドラワシ)」のNFTコレクションの販売に着手しています。
このダンスの動画や画像ファイルは、IPFS分散型ファイルストレージプロトコルに保存されるほか、イーサリアムとアルゴランドチェーン上でも後世のために残しています。
またクォンタム・テンプルは、炭素効率の高いサステナビリティな農業の推進も行っていくことも文化遺産を保護する重要なステップの1つだと考えています。
インパクトファンドから、インドネシアのバリ島で伝わる温室効果ガスを70%削減し、米の収穫量を50%増加させる農業プロジェクトの支援ができるように取り組んでいます。