アフリカの「緑の万里の長城」に植樹した木をNFT化
NFTクリエイターとコレクターをつなぐ分散型ソーシャルメディア・メタバースを構築しているKaloscope(カロスコープ)が、アフリカ大陸の環境問題解決をサポートするプロジェクトThe Great NFTreesを設立しました。
このプロジェクトではユーザーがセネガルからジブチまでの13カ国、およそ8,000kmに及ぶ土地に1兆本の木を育てることを目的とした、世界最大の炭素回収プロジェクト「Great Green Wall(緑の万里の長城)」で実際に植えられた木のNFTを購入し、貢献することができます。
NFT化した木にはジオタグが付けられており、位置情報が記録されているため、ユーザーは本当に木が植えられているのか追跡ができるほか、さまざまな特典が用意されています。
The Great NFTreesで販売されるNFTはバオバブ・アカシア・シアの3種類で、購入するとKaloscopeメタバース上で展示ができるほか、カーボンクレジットを付け加えてさらに拡張することも視野に入れています。
NFT販売による収益については、90%をGreat Green Wallへ寄付し、残り10%をユーザーがさまざまな仮想通貨で購入できるよう管理コストに充てるとしています。
プロジェクトは2023年のスタートを予定しており、ウェブサイトは現在開発中です。プロジェクトが成功すれば今後は中東への市場拡大も計画しています。
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