Open Forest Protocol(オープンフォレストプロトコル)が410万ドルを調達

Open Forest Protocol(オープンフォレストプロトコル)が410万ドルを調達

植林データのMRV(測定・報告・検証)プラットフォームを提供するOpen Forest Protocol(オープンフォレストプロトコル/OFP)が、プレシードラウンドでベンチャーキャピタルやエンジェル投資家を含む17グループから、410万ドルの資金を調達したことを発表しました。

調達した資金は、システムの基本コンポーネントを完成させて一般公開し、政府やNGO、個人などのプロジェクトのオンボーディングを強化するために使用するなどの事業拡大に充てたいとしています。

オープンフォレストプロトコルはの森林プロジェクトは、同社のブロックチェーンベースのオープンなMRV技術を採用することで、現地のコミュニティや開発者などのステークホルダーが、ボランタリー・カーボンマーケットにアクセスでき、公平に利益をあげることを可能にしています。

オープンフォレストプロトコルはNEARブロックチェーンを採用しており、プロジェクトはモバイルアプリで森林内の樹木データを記録し、情報を送信するとオープンレジストリに永久保存されます。

有効で検証可能なデータのみが通過でき、検証者はストレステストを実施、その後すべてのデータセットを、機関や森林専門企業などが最終的に検証することで、信頼性を高める仕組みとなっています。

すでに約40の植林・森林再生プロジェクトと連携しており、今後もますます展開していくことが予想されます。

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