ポリゴンと提携でカーボンネガティブNFTを開発|カスカディア・カーボン

ポリゴンと提携でカーボンネガティブNFTを開発|カスカディア・カーボン

ブロックチェーン技術でネットゼロ達成を目指すCascadia Carbon(カスカディア・カーボン)と、環境に配慮したチェーンの1つであるPolygon(ポリゴン)が提携し、MATIC上で資産担保型ERC NFTプロトコルを開発することを発表しました。

カスカディア・カーボンはユーザーが植えた木をNFTree化し、吸収した分の二酸化炭素を独自トークンとして配布することで報酬が獲得できるプロジェクトで、100%カーボンマイナス資産からカーボンオフセットを生成し、地球温暖化を防止することに重点を置いています。

今回の提携ではNFTreeプロトコル開発だけでなく、独自トークンCODEXの収益化を通じて、ポリゴンの持続可能性への取り組みを改善することを目的としています。

またポリゴンは今後、CODEXを利用したMRV(測定・報告・検証)支援と引き換えに、開発者支援やマーケティングサポートをふくむ助成金の提供も計画しており、カスカディア・カーボンの普及にも尽力していくとしています。

なお、カスカディア・カーボンはすでにNASAとも提携しており、最終的なミッションとして月での植樹を目指しています。

2025年に打ち上げが予定されている有人月面探査機アルテミスプロジェクトへ成長した樹木から発生する酸素を販売する「MoonTreesプロジェクト」の計画があることも明かしています。

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