KlimaDAOでチャーター便の自動カーボンオフセットが可能に
KlimaDAOとアプリ上でプライベートチャーター便の検索・予約・支払いが可能なハイエンドサービスを提供しているFly Airが提携し、チャーター便のカーボンオフセットを完全自動化するソリューションをスタートすることが明らかとなりました。
Fly Airは世界中の900もの航空会社とすでに連携しており、独自のアルゴリズムによりユーザーと10000機以上の航空機をマッチングしており、アプリを通して予約すると独自トークンFLYが配布されるリワードプログラムも提供しています。
今回の提携により、ユーザーが使用するジェット機の種類と飛行距離に基づいたフライトによるCO2排出量を自動的に算出することが可能となり、ユーザーの代わりにFly Airがプラットフォーム上でカーボンオフセットを行うようになるとのことです。また、KlimaDAOで償却されたカーボンクレジットの様々な情報が完全に追跡・検証可能となります。
航空業界は炭素集約度の高い業界ですが、航空燃料やバッテリー、水素エンジンなどの技術は、脱炭素化を実現する規模に至っておらず、ネット・ゼロを達成するうえで独自の課題に直面していました。一方で、デジタルカーボン業界には、2500万を超えるカーボンクレジットが存在しているため、今回の提携により航空業界の課題解決が期待されています。