Solid Worldが大手銀行とグリーンボンドの立ち上げを発表
北欧およびバルト三国の有望なフィンテック企業のサポートを行うプログラム「Mastercard Lighthouse」で、カーボンオフセットプロジェクトの資金調達手段を提供しフォワードクレジットの流動性向上を目指すSolid World（ソリッド・ワールド）が選ばれました。
Solid Worldの公式ツイッターでは、今回の選出により北欧およびバルト三国の大手銀行とともにフォワードファイナンシングを流動化し、グリーンボンドを立ち上げることを発表しています。
Solid Worldは新興カーボンオフセットプロジェクトに対して多様な資金調達方法を提供しているだけでなく、世界初となる機関向けフォワードクレジット用ブロックチェーン・インフラの構築を目指しているReFiプロジェクトです。
2030年までに50倍に成長すると言われるカーボンクレジット市場ですが、2021年第4四半期の時点で供給量が24％減少しているとされており、この問題を解決すべく流動性プールと資本市場を構築し、フォワード・カーボンクレジットの流動性向上を測ろうとしています。
流動性を向上させることにより、明確で公正な市場価格をプロジェクトに提供できるほか、ユーザーへさまざまなフォワードカーボンクレジットを取引できるよう取り組んでいます。
