Celo財団が取引手数料の一部でカーボンオフセットを購入する「Ultragreen Money」を発表
Celoのメインネットローンチ3周年記念に開催したイベントUltragreen Weekに合わせ、主要開発チームのcLabsはロードマップを更新し、Celoトークノミクスの改良と貢献者への報酬を再定義する計画があることを明らかにしました。
この計画は「Ultragreen Money」と称され、取引手数料の一部をバーンするだけでなく、カーボンオフセットの購入および償却に充て、Celoの持続可能性を推進するものとなっています。
コミュニティがこの提案を可決すれば、ETHと同様にCELOプラットフォームは取引手数料の一部をバーンすることで、発行上限の決まっているCeloは、最終的にデフレ資産になると主張しています。
さらに一部をCeloのカーボンオフセット・ファンドに送信し、オフセットを自動で購入する仕組みとなっています。またカーボンクレジットはオン・オフチェーン両方で購入するものの、最終的にオンチェーンへの完全な移行を目指す予定です。
すでにHPではバリデータの二酸化炭素排出量や、オフセット状況などが見れるダッシュボードも掲載されているだけでなく、現在テストネットも公開されており、今夏にメインネットローンチを予定しています。
ビットコインは供給量に上限があることからSound Money(健全通貨)と呼ばれています。イーサリアムもアップグレードにより、取引手数料の一部をバーンしていることから、コミュニティの間でUltrasound Moneyと称されており、CeloのUltragreen Moneyは、これらにインスパイアされたものとなっています。