アフリカの高額な住宅ローンの解決を目指すReFiプロジェクト|Empowa
米大手仮想通貨取引所コインベースは、アフリカのモザンビークの住宅ローン金利が22%まで高騰したことを取り上げ、この問題をNFTとブロックチェーン技術で解決を目指すReFiプロジェクトEmpowaの取り組みに注目しています。
Empowaは地元の不動産企業Casa Realと提携し、NFT販売の収益による分散型資金調達によって、低・中所得者層が法外な住宅ローンを組まずに、気候変動に強い住宅を購入できるlease-to-ownモデルを採用しています。
すでに著名アーティストを起用したNFTを販売して、その収益を独自トークンEMPに交換し、転貸を管理するCasa Realからのリース購入に充てており、1戸あたり1万ドル〜という低価格の住宅ソリューションを提供しています。
ローンチ時のNFT販売では、30万ドルの調達に成功し、モザンビークのベイラで30世帯に住宅を提供しており、今後はナイジェリアなど他のアフリカの地域へサービスを拡大する予定です。
またアフリカでは非正規雇用であるため、住宅ローンを組むことができず、サイクロンなどの際には多くの人が手作りの簡素シェルターに避難し、破壊されるのも多いのが現状で、Empowaはこれらの問題解決に取り組んでいます。
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