Thalloが企業向けAPI「Carbon-as-a-Service」をリリース
気候変動対策に取り組むThalloは、あらゆる企業が炭素市場のカーボンクレジットへ直接アクセスできるAPIソリューションCarbon-as-a-Service(CaaS)をリリースしたことを発表しました。
企業はCaasを使用すれば、わずか数行のコードのみで、高品質で検証済みのカーボンクレジットを製品やサービスに統合することが可能となります。
また1トン単位の認証済みカーボンクレジットを必要に応じて、自動的に購入・相殺することが可能なほか、Thalloはさまざまなビジネスニーズに応じてカスタマイズできるとして、以下の例を挙げています。
- Eコマースブランド:消費者に購入した製品のオフセットオプションを提供し、自らクレジットを払うことで新たな収入源を生み出せるほか、スコープ3排出量に対処することができます。
- サステナビリティコンサルタント会社や炭素会計会社:自社ブランドのマーケットプレイスを設立し、Thalloのパートナーから厳選されたカーボンクレジットプロジェクトを顧客に提供できます。
なおCaasはセットアップ料金や、月額メンテナンス代金など有料ではあるものの、統合することでサステナビリティ企業としてアピールできるほか、気候変動対策を求める新規顧客を獲得し、再購入率向上にも役立てると強調しています。