環境資産次世代取引所NeutralとSCBグループが提携

環境資産次世代取引所NeutralとSCBグループが提携

カーボンクレジットや再生可能エネルギークレジットなどの環境資産をトークン化した取引所Neutralと、世界有数の低炭素商品仲介企業SCBグループが、市場インフラのギャップ解消を目指し提携することを発表しました。

プレスリリースによると、現実資産(RWA)のトークン化の機運が高まっているなか、環境資産市場は何百万ものカーボンクレジットをトークン化し、オンチェーンで大きな勢いを得た最初の市場だったものの、インフラや規制が不十分であったため、広い採用には至らなかったと伝えています。

そのため今回の提携により、環境資産市場にインテリジェントに設計された資産、効率的で規制された取引インフラ、および流動性といった3つの重要な柱をもたらし、より効率的な市場を構築していきます。

Neutralは、パートナー企業らによって立ち上げられた次世代環境資産へSCBがアクセスできるよう、規制されたインフラを提供する一方、SCBも環境資産のマーケットメイキングにおける専門知識を活用して、流動性の提供、取引所における取引の執行、OTC市場や他取引所との裁定取引をおこなっていきます。

これらによりNeutralを、環境資産市場の効率的な執行レイヤーとして機能させ、SCBに取引面における独自の戦略的優位性を与え、デジタル市場の発展を目指していきます。