アラブ政府とヴェノム財団が提携、国家カーボンクレジット制度設立へ

アラブ政府とヴェノム財団が提携、国家カーボンクレジット制度設立へ

アブダビグローバルマーケット(ADGM)からライセンスを取得した、分散型ネットワークのVenom Foundation(ヴェノム財団)が、アラブ首長国連邦とブロックチェーンを使用した国家カーボンクレジット制度の開発・実装に向けたMOU締結を発表しました。

この提携は、アラブ政府が推進する2030年までにカーボン排出量の40%削減という目標に向け、カーボンニュートラルなヴェノムのブロックチェーン技術を利用し、透明性・信頼性・効率性の向上を実現するものとなっています。

ヴェノム財団と産業イノベーショングループ、気候変動・環境省(MCCE)らで締結されたMOUには、排出削減・持続可能な農業の促進・環境衛生の向上・生物多様性の保全という4つの戦略目標が盛り込まれています。

世界初の準拠ブロックチェーンとなるヴェノムは、投資家と金融サービス企業に安全な環境を提供し、信頼できるプラットフォームとしてグローバルなWeb3プロジェクトの推進を目指しています。

ブロックチェーン上でさまざまな分散型アプリケーション(dApps)とプロトコルを開発し、ダイナミックシャーディング・低手数料・高速トランザクション・スケーラビリティといった特徴を持ち、環境保護推進にブロックチェーン技術の可能性を実証するべく、取り組んでいます。