ThalloがICROA承認団体とのレジストリ統合を発表
炭素市場へのアクセスを提供する気候テックスタートアップのThalloが、国際排出量取引協会ICROAによって承認されたブロックチェーンベースのレジストリSOCIALCARBONとの統合を発表しました。
これによりSOCIALCARBONは、Thalloが提供するカーボンクレジットのオンチェーン・オフチェーンのシームレスな移動を可能としている、双方向カーボンブリッジに統合された3つ目のレジストリになります。
双方向カーボンブリッジには、すでにそれぞれ人工炭素除去クレジットと自然ベースの炭素回避クレジットを発行しているレジストリPuro.earthとBioCarbon Registryが、統合されています。
SOCIALCARBONが提供するクレジットSocial Carbon Unitsが追加されることにより、Thalloと既存の2つのレジストリとの相乗効果が発揮され、カーボンクレジットエコシステムのさらなる発展が期待されています。
SOCIALCARBONは、社会的・環境的・経済的側面から地域社会に測定可能な利益をもたらす、自然ベースのソリューションに重点を置いた総合的な国際温室効果ガス規格で、すでに6つのプロジェクトが上場し、2024年には30のプロジェクトの上場が予定されています。
またThalloは、バイヤーがプロジェクト開発者から直接カーボンクレジットを購入できる独自マーケットプレイスを、今後数か月のうちに立ち上げる予定だと明かしています。