米ゴルフクラブ、DigiKermaと提携しカーボンオフセットを実施
米ゴルフクラブのレイクミシガンヒルズが、排出量の削減が困難なセクターにスケーラブルなオフセット・ソリューションの提供と、脱炭素化をサポートするDigiKermaと提携し、2022年に排出した二酸化炭素をすべて相殺したことが明らかになりました。
DigiKermaが定義しているCCUS(Carbon Capture Utilization and Storage / 炭素回収・利用・貯蔵)ベースのカーボンオフセットクレジットを購入し、同社のブロックチェーンベースのカーボンクレジット・プラットフォームCarbonKermaで売買をおこなったと伝えています。
レイクミシガンヒルズによれば、スポーツが低炭素の未来において重要な役割を果たすことができると考え、ラウンドごとのオフセットを実施しようとした結果、ほとんどのオフセット・クレジットの質を見極めるのは容易ではなく、CarbonKermaのクレジットも高価だったと明かしています。
それでも選んだ理由として、1トンごとの排出量を追跡可能な方法で細分化し、コストを分散させることが可能なほか、CCUSに基づくクレジットをすべて正確に測定し、米EPA規制によって監督されているため、見合う価値があったと説明しています。
これによりレイクミシガンヒルズは、米国として初の、世界では2番目となるカーボンニュートラルなゴルフクラブになることを実現しています。