VeChainの海洋保護プロジェクト、2年間で200万キロのゴミ回収に成功

VeChainの海洋保護プロジェクト、2年間で200万キロのゴミ回収に成功

エンタープライズ向けブロックチェーンVeChainは、インドネシアの海洋保護団体ReSeaプロジェクトと協力しておこなっている、環境保護プロジェクトの進捗を公表し、2年間で200万キロ以上のプラスチック廃棄物の回収に成功したと明かしました

2021年にスタートした同プロジェクトは、サステナビリティ関連の保証プロバイダーで第三者認証機関DNVと共同で、ブロックチェーン技術を活用し海や川から回収されたプラスチックのトレーサビリティと、検証の確実性を保証するべく設立されました。

環境保全の取り組みにおけるブロックチェーンの具体的な効果を示すべく、水路清掃からプラスチックのリサイクルにいたるまでの行程を追跡するシステムを構築した、透明性の高いプラットフォームとなっています。

回収・リサイクル業者およびスタッフ向けに証拠となるデータを文書化、リアルタイムでブロックチェーン上にアップロードできるアプリを開発し、各段階でサードパーティによるデータ検証を行える仕組みとなっています。

そのため清掃回収したプラスチックの出所から、ReSeaの選別施設に搬入しさらに細かく分別するまでを追跡できるほか、コミュニティは検証済みの文書にアクセスが可能になるため、信頼性につながるとしています。