気候変動対策に特化したAIプラットフォームClimate GPTがローンチ|EQTY Lab
AI大手EQTY Labはスイスで開催されたダボス会議にて、急速に変化する気候変動の影響に対処するためのオープンソースAIプラットフォーム「ClimateGPT」のリリースを発表しました。
AI言語テクノロジーソリューションAppTekとの協力により完成したClimateGPTは、Hugging Faceのプラットフォーム上で利用でき、研究者や政策立案者、ビジネスリーダーが十分な情報に基づいた意思決定を行い、気候変動対策を推進することを目指しています。
またAIシナリオ・プランニング分野の第一人者Erasmus.AIを活用し、再生可能エネルギーを使った訓練をしており、20以上の言語に対応、3000億以上の気候に特化したトークンを持つ70億パラメータの基礎モデルが搭載されています。
これら技術を信頼性が高く安全なパブリック・ブロックチェーンであるHederaチェーンによって統合し、開発チームは完全性が保証された最高水準のデータにアクセス・利用することが可能になります。
ユーザーはモデルとその研究論文をダウンロードし、AIリネージエクスプローラーを使ってClimateGPTトレーニングのライフサイクルを可視化できるほか、モデルのベンチマークスコアは、気候に特化したタスクで10倍の効率性と、公平で監査されたAIモデルを実現しています。