収益化できるREC・カーボンクレジット販売機能提供へ|ENACT(エナクト)
太陽光発電プラットフォームのENACT Systems(エナクト・システム)が、エンタープライズ・ブロックチェーンをベースとしたOracleチェーンを採用し、再生可能エネルギー証書(REC)・カーボンクレジット発行機能を導入したソフトウェアをリリースしたことを発表しました。
これによりエナクトの顧客は、スマートコントラクトによって検証された発電エネルギー量にリンクされたトークンを使用し、NFT化されたRECとカーボンクレジットの販売および収益化が可能になります。
またすべてのデータをプラットフォーム上に保存し、プロジェクト関係者にリポジトリを提供することで顧客はノード上で発電データを追跡・報告が可能になるほか、太陽光発電の取引コストを大幅に削減することができるとしています。
なおコスト削減には資産売却や保証改修、資産融資サービス、納税申告といった取引なども含まれており、高い透明性と監査可能性を保持しながら税制上の優遇措置機能の提供も実現できる予定です。
これらメリットを享受できるのは太陽光発電設置業者だけではなく、プロジェクトの資金提供者や地方自治体、地域電力会社、プロバイダーなどさまざまなステークホルダーもサポートしていきます。