スペインの森林保護プロジェクトへ100万ユーロもの資金集まる|ClimateTrade
ブロックチェーン・カーボンクレジット交換所を運営するClimateTrade(クライメートトレード)が、同社のマーケットプレイスを通じてスペインにある森林保護プロジェクトに、60社を超える個人・企業から計100万ユーロ以上の投資が行われたと報告しています。
合計40もの森林保護プロジェクトに、大西洋横断便の往復31163便分相当となる資金が渡ったことになり、推定13万3000トンのカーボンオフセット生成を実現するポテンシャルになるとしています。
クライメートトレードが扱う森林保護プロジェクトのタイプは、ARR(植林・再植林・植生)がメインとなっており、炭素貯留量の増加や温室効果ガス排出量を削減するために森林を再生することで、生息地保護だけでなく大気汚染の改善にもつながります。
また企業が森林再生イニシアチブに参加することで、自社が掲げる持続可能性への目標達成をサポートする独自の森林プログラムにも取り組んでおり、地域社会を支援しながら効率的なカーボンオフセットが可能になります。
透明性を優先しゴールド・スタンダードを遵守することで、環境への影響の正当性を保証するだけでなく、参加企業はクレジット価格を固定し、環境責任へのコミットメントを示すことができると説明しています。