エネルギーテックのスターパワー、ESS技術開発に向けWEIHENGと提携
エネルギーテック開発企業スターパワーネットワーク(Starpower Network)が、中国のバッテリーエネルギー貯蔵ソリューションプロバイダーであるWEIHENGと、スマート蓄電システム(ESS)技術の共同開発に向け協業することを発表しました。
スターパワーネットワークは、ブロックチェーン・AI・IoT技術を活用し、仮想発電所(VPP)やエネルギー効率化など電力網の分散化や、カーボンクレジットを発行しエネルギー業界の脱炭素化に取り組んでいます。
WEIHENGは公共事業や商業、グリーンエネルギー向けに住宅および分散型電力貯蔵のシステム設計や配送などのサービスを提供しているほか、VPP・炭素取引向けSAASサービスも展開しています。
今回の提携ではスターパワーネットワークがブロックチェーンの専門知識を応用し、WEIHENGの蓄電システムをトークン化することで、データの安全性を確保するだけでなく、AIによりデバイス管理の強化とエネルギー分配効率化を実現します。
これによりWEIHENGはESSの世界進出と、VPPおよび炭素取引サービス拡大を図ると同時に、スターパワーネットワークの開発と収益拡大を推進させ、世界最大の分散型エネルギーネットワークの確立を目指していきます。