Coincheck(コインチェック)が大口取引サービス開始を発表

Coincheck(コインチェック)が大口取引サービス開始を発表

仮想通貨取引所のコインチェックは4月1日、大口取引のユーザーを対象とした大口OTC取引サービスの取扱を開始したことを発表しました。

今回の発表によると、大口OTC取引サービスは「大口取引のお客様を対象に、魅力的な価格で仮想通貨を売買いただくことができるサービス」として、ビットコインの取引を平日10:00〜15:00の時間帯でweb取引にて(アプリケーションでは非対応) 大口OTC取引が可能となったとしています。

あわせて、今後その他の取扱仮想通貨への対応も随時検討を行って行くことを発表しており、時間外の売買、また、大口OTC取引画面以外からの売買は対象とはしていないと規制があり、実験段階の気配もしますが、今後の大口取引を見据えた取り組みを感じ取ることができます。

OTC取引とは、大量の注文が必要な場合に、市場に影響を与えずに仮想通貨と金融市場の間で取引を行う場合のオプションで、特にBTCと法定通貨の組み合わせでは、現在の取引所での流動性は比較的低いですがOTCサービスを利用することで、大量の注文を取引することが可能となります。

また従来の大口取引は、ビットコインなどの仮想通貨をそのコイン以外に変えるとなると、USDTに代表されるようなペック通貨などにすることが主流でしたが、

今回のコインチェックの取り組みでは法定通貨に変えることが可能なので、大きな資金で取引を行う企業向けサービスとしてリスク軽減にもなり、機関投資家などの流入が見込め仮想通貨の流動制が向上します。

ヨーロッパでは、BitpandaブローカーもOTC市場を提供しており、その他の海外取引所itBitもOTCサービスを提供しています。