ビットコインの価格が早くも回復|17日の暴落から一変、再び8100ドルを記録
仮想通貨ビットコインの価格が早くも立ち直り、2019年5月19日 20時頃には8100ドル付近まで回復しました。
引用:CoinMarketCap(ビットコイン 2019/5/19)
ビットコインの価格は日本時間の5月17日 11:30頃に、30分という短時間で20%以上の下落を見せ、最安値として6100ドルを記録していました。
引用:CoinMarketCap(ビットコイン 2019/5/16 – 2019/5/19)
この突然の値下がりは「フラッシュクラッシュ」と呼ばれ、世間を騒がせました。
「フラッシュクラッシュ」の原因について、
- クジラによる売却
- 取引所のプログラムのバグ
- 操作ミス
など、Twitterや米メディアなどでも様々な憶測が飛び交っていましたが、一番の原因は仮想通貨取引所Bitstamp(ビットスタンプ)によって5000BTCという大量のビットコインが一気に売却された事だとされています。
多くの投資家達もこれが一番の要因だと考えており、Primitive Venturesの共同創業者であるDovey Wan氏も
「5000BTCもの巨額資金を取引所に置く人はいない。これは故意に計画された大量の売却であり価格操作だ。」
と批判していました。
As NO ONE will simply keep 5000 BTC on exchange, this is deliberately planned dump scheme, aka manipulation imo
That dumper can on one hand dumping on stamp with poor liquidity > move the Bmx contract > 100x short on Bmx to take huge advantage in stacking cheap BTC
😐😐😐
— Dovey Wan 🗝 🦖 (@DoveyWan) 2019年5月17日
中には、ビットスタンプのプログラムミスを疑う人もいましたが、同日の夕方にビットスタンプ公式がTwitterで
「我々のシステムは想定通りに動いていて、顧客の注文通りにプロセスを実行した」
と発表したため、ビットスタンプのミスの可能性はなくなっていました。
1/2: A large sell order was executed on our BTC/USD pair today, strongly impacting the order book. Our system behaved as designed, processing and fulfilling the client’s order as it was received.
— Bitstamp (@Bitstamp) 2019年5月17日
このフラッシュクラッシュを受け、ビットコインの価格は再び下降トレンドや停滞トレンドを続けると思われましたが、19日の相場を見る限り、その心配はないと推測されます。
ビットコイン以外の主要アルトコインも再び値上がりを見せています。
引用:CoinMarketCap