バイナンスDEXへのアクセス制限の日程が延期|米国・日本共に9月12日からの制限開始に変更
大手仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が運営しているバイナンスDEXへの、日本からのアクセス制限をかける日程が2019年9月12日に延期されました。
バイナンスDEXの当初の予定では2019年7月1日より、日本を含む19か国からのアクセスを制限するとされていましたが、現在バイナンスDEXにアクセスを行うと、2019年9月12日に延期した事が注意文として表示されるようになっています。
引用:バイナンスDEXより
この理由に関して、バイナンスからは公式の案内は出ておりませんが、9月12日は、バイナンスがアメリカからのアクセス制限を行う予定日であるため、この日に合わせたのではないかと予測されます。
先日行われた仮想通貨取引所へのアクセス数のランキングによると、アメリカからのアクセス数は全体の24.5%を占めている事が判明しました。
引用:The Blockより
仮にアメリカからのアクセスを制限すると、必然的に取引量が大幅に減少してしまう事となります。
しかし今回、約2か月半アクセス制限される日程が延びた事で、この取引量もしばらくは下がらないと考えられます。
また、バイナンスは規制が厳しいとされているアメリカでの事業展開を見据えて、バイナンスUSの立ち上げを正式に発表しています。
実際にサービス提供開始の日程は発表されていませんが、バイナンスDEXの日程が延長された事を踏まえても「9月12日」という日程がポイントになってくる可能性は高いと考えられるでしょう。