マイクロストラテジーがビットコインの買い増しを視野に

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マイクロストラテジーがビットコインの買い増しを視野に

マイクロストラテジーは、5億2100万ドルものビットコインを保有していることを、決算カンファレンスで発表しました。

2020年8月11日に、マイクロストラテジーは2億5000万ドルのビットコインを購入し、その1ヶ月後、さらに1億7500万ドルのビットコインを追加で購入しています。

Bitcointreasuries.orgによると、現在マイクロストラテジーは38,250ものビットコインを保有している状況にあります。

ビットコインはなお価格上昇し続けていて、現在ではマイクロストラテジーが投資した4億2500万ドルもの金額から22%のプレミアムが付き、38,250にも登るビットコインは、今では5億2100万ドルもの価値が付けられています。

マイクロストラテジーのフォン・リー社長は、「今後日々さらなるキャッシュが発生した場合、ビットコインを今よりさらに追加購入する予定だ」と述べています。

同社の第3四半期の収益が前年同期比6.4%増、純損失1420万ドルを計上したことを報告した直後、リー氏はこのようにコメントしました。

「非GAAPベースでは、同社は1,980万ドル(1株当たり2.06ドル)の利益を計上し、1年前の1,160万ドル(1.13ドル)から上昇しました。

ビットコイン投資の22%のリターンに加えて、マイクロストラテジーは暗号通貨への進出によってもうひとつの恩恵を受けています。

ビットコインへの投資は、市場におけるマイクロストラテジーの知名度を向上させ、予想外の利益をもたらしました。

これによって当社の評判は全体的に高くなり、見込み客の間でのマインドシェアが高まっています」

9月初旬からビットコインを積極的に支持してきたCEOのマイケル・セイラー氏は、決算説明会の中で、マイクロストラテジーのビットコインの埋蔵量が、採用やマーケティング、ブランド全体に配当をもたらしていることを説明し、ビットコインネットワークを 「貨幣エネルギーを流出させないデジタル通貨ネットワーク 」に例えています。

現実の通貨のように国が管理している物とは違い、ビットコインのような暗号通貨は関わる全ての人が公正であるかどうかを監視している透明性の高い通貨です。

ビットコインの発行総量は約 2,100万ビットコインが上限であるとあらかじめ決められており、それ以上発行されることはありません。

それによって国の政策によって意図的なインフレやデフレによる通貨の価値の変動が起きない、常に一定に近い価値を保ち続ける、金に近い形の投資価値のある資産になり続けると考えられています。

「より多くの企業がこのアイデアを理解し始めると、かなり説得力のあるものとなり、ビットコインの採用が増えていきます」

とマイケル・セイラー氏は述べています。

ビジネスインテリジェンス企業であるマイクロストラテジーでは、第2四半期の電話会議において経営陣が初めてビットコインの将来性をほのめかしました。

マイクロストラテジーの株価は、8月11日にセイラー氏が初めてビットコインを開示して以来、40%以上上昇しています。

株価だけに留まらず、ビットコインは間違いなく同社のプロファイルを押し上げています。この動きは7月28日に始まり、第2四半期の決算説明会で経営陣がドル安に対するヘッジとして、今後12ヶ月間に2億5000万ドルを「オルタナティブ資産」に割り当てることを検討したことから始まりました。

彼らはビットコインは可能性のある 「代替資産 」のひとつであると述べています。

ビットコイン購入の前に、マイクロストラテジーがブロックチェーン領域と交流したのは、2019年に3,000万ドルでVoice.comのドメイン名をEOSに売却したことだけでした。

それから現在に至るまで、マイクロストラテジーのビジネスモデルにとって、暗号通貨はなんの関係もありませんでした。

それにもかかわらず、セイラー氏は、第3四半期の収益電話プレビューの中で、ビットコインの保有を「マイクロストラテジーが仮想技術を採用した例」と同社のビジネスモデルにあてはめました。

ビットコインがマイクロストラテジーの「主要な資産」として認識されるようになったことで、同社は必要に応じて保有総額を増減することができると声明で述べています。

しかし、リー氏のコメントやビットコインが同社の知名度と財務に与えた影響を鑑みると、同社は現在、保有資産を増やし、近いうちに売却することを考えているようにも見えます。

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