ファイルコインのスケーラビリティに貢献するIPFSプロジェクト「フォルダープロトコル」

ファイルコインのスケーラビリティに貢献するIPFSプロジェクト「フォルダープロトコル」

次世代Webプロトコルとして期待されているIPFSを活用したファイルコインの普及とともに、ファイルコインのスケーラビリティに貢献するIPFSプロジェクト「FolderProtocol(FOL / フォルダープロトコル)」の重要性が増してきています。

フォルダープロトコルとは

フォルダープロトコルは、ファイルコインのメインネット上の第2層テクノロジーとして構築されており、クライアントとマイナーがP2P方式でストレージ契約を締結するために使用できる、安全なネットワークとトークンを提供します。

また、ファイルを効率的に参照するための機能を提供することにより、コンテンツの利用を快適にするという役割も担っています。

ファイルコインの課題とその解決

ファイルコインは、複数のサーバーにファイルを分割して保存しており、ファイルを利用する場合には元のファイルに復元する必要があるため、従来よりも時間を要してしまうという課題があります。また、現状ではノードの90%が中国に集中しているなどの問題も抱えています。

フォルダプロトコルは、地域的な偏りがないようにファイルを分散し、コンテンツ参照の処理に掛かる時間を大幅に削減するため、上で挙げたファイルコインの課題を改善できるとしています。

フォルダープロトコルの詳細については、以下をご覧ください。

ファイルコインとイーサリアムを橋渡しするトークンがリリース