仮想通貨取引所ホットビット、ハッキングにより全サービスを停止

仮想通貨取引所ホットビット、ハッキングにより全サービスを停止

上海と台北に拠点を置く仮想通貨取引所Hotbit(ホットビット)が、ハッキングに遭ったことを公式サイトで発表しました。

今回のハッキングでは、仮想通貨の盗難は管理システムにより阻止したものの、ユーザーデータベースが破壊されたとしています。

このため、ホットビットに登録している電話番号やメールアドレス、資産などの個人情報が流出した可能性があり、今後、ホットビットを名乗る不審なメールにも注意するよう呼びかけています。

また、パスワードについても流出している可能性があるため、ホットビットと同じパスワードを利用しているサービスでは、パスワードの変更を推奨しています。

なお、投資商品などの収入分配は、メンテナンス後に支払われるとしており、未処理の注文については安全面を重視してすべてキャンセルされています。

また、レバレッド型の上場投資信託(ETF)のような長期保有に不向きな商品については、メンテナンス中の損失についてはホットビットが全責任を負うと説明しています。

ホットビットは資産については安全であることを強調したうえで、検査のためにすべてのサービスを停止しており、復旧には最低でも7日必要としています。

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