日本円での取引も可能ーアジア最大手の銀行グループが仮想通貨での投資信託事業開始を発表
シンガポール最大手銀行であるDBS銀行の傘下であるDBS Trusteeは5月14日、仮想通貨の投資信託事業を行うことを発表しました。
投資銘柄と日本円を含む法定通貨
銘柄はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)に対応しており、DBS銀行が運営する取引所で行われます。
また、扱われる法定通貨は、日本円、シンガポールドル、アメリカドル、香港ドルの4通貨です。
DBS銀行の世界的信頼性
2018年11月1日のアメリカ経済誌「グローバル・ファイナンス」の調査でDBS銀行は「世界で最も安全な銀行」ランキングで14位に、アジアでは1位となりました。
グループ最高責任者であるジョセフ・プーン氏は、
「デジタル資産に投資する顧客が増えている。仮想通貨はこれからマイナーなものからメジャーな投資として選ばれる。このトレンドの勢いが増すことを期待している」
という発言にあるように、DBSはすでに仮想通貨サービスとして、資産のトークン化や暗号資産の管理、保管を行っています。
このシンガポールDBSの取り組みは、投資対象としての暗号資産の価値上昇、社会的信頼性の向上、安全な投資手段として、多くのアジア諸国の資産家を巻き込むと考えられます。