ユニバーサルミュージック、アバター企業と提携しメタバースへ進出
アメリカ大手音楽会社であるユニバーサルミュージックは12月9日、アバター開発事業を手がけるジーニーズと提携したことを発表しました。
ユニバーサルミュージックに所属するジャスティン・ビーバー氏やショーン・メンデス氏は、いままで自分のアバター作成を独自でジーニーズにオーダーしていましたが、今回の提携により、ユニバーサルミュージック所属のアーティスト全員のアバターをメタバース(ディセントラランドなど)やツイッターに移植できるようになりました。
自社独自のマーケットプレイスのオープン
ジーニーズは数ヶ月以内に独自のマーケットプレイス構築を計画しています。
マーケットプレイスでは、複数のメタバースで使用できるアバターのNFTアイテムの売買を可能にするとしています。
ターゲット層はZ世代と呼ばれる年齢層で、アイテム価格は3〜15ドル程度の帽子やシャツなどです。
ジーニーズはマーケットプレイス構築へのファンド6,500万ドルを、カナダのブロックチェーン企業「ダッパーラボ」から支援を受けたことも明らかにしています。
アーティストのアバターは、メタバース内でのバーチャルイベントなどでも使用され、今後はさまざまなメタバースやアバター企業との提携により、スポンサーグッズを身につけるといった展開も予想されます。