デジタルカーボン取引所ACX、カーボンオフセット推進のための提携を発表
分散型台帳テクノロジーを活用したカーボンクレジット取引所ACX(旧AirCarbon Exchange)は、ブロックチェーンを利用したカーボンクレジットレジストリプラットフォームEcoRegistryと、カーボンクレジット標準設定機関Cercarbonoとの提携を発表しました。
今回の提携により、最先端のイノベーションとテクノロジーを利用して、ボランタリーカーボン市場の進化とカーボンオフセットをより身近でシームレスなものにすることを目指します。
31カ国におよぶACXの顧客は、EcoRegistryが保有するCercarbonoのカーボンクレジットの購入・償却が可能になるほか、相互接続性を利用して取引を促進することができます。
また、Cercarbonoの専門知識を活用することで、地域の炭素税の支払いにカーボンクレジットの利用への理解も期待されています。
レジストリ・標準設定機関・取引所の3者間協力により、Cercarbonoの基準を適用してEcoRegistryでカーボン・クレジットを確立しようとするプロジェクト開発者に、ACXのプラットフォームを通じて市場に参入する明確なルートがあることを認知させ、取引所ユーザー数の増加も見込まれています。
3社はより多くの企業がカーボンクレジットを活用することを促し、持続可能で責任あるビジネスエコシステムへの貢献を促そうと取り組んでいます。