Menthol ProtocolがCO2排出量計算ツールをローンチ
自動カーボンオフセット機能を備えたマルチチェーン分散型プロトコルMenthol Protocolは、モノの経済を促進する分散型Web3ネットワークpeaqのカナリアネットワークkrestに、だれでも利用可能な二酸化炭素排出量計算ツールを立ち上げたことを発表しました。
Menthol Protocolは、5月にpeaqエコシステムの補助金プログラムに参加して以降、カーボンフットプリントを監視し、自動相殺できるツールを作ることを目的としており、最初のマイルストーンとして同計算ツールと共に、炭素排出量の測定方法の開発にも着手していました。
この測定モデルは、トランザクションごとの推定エネルギー使用量や排出量だけでなく、オフセットコストやノードの構成など、さまざまな統計に基づきkrestを完全にカーボンニュートラルにするための年間費用を見積もることができます。
今回リリースした排出量計算ツールには、この測定モデルも組み込まれており、ユーザーは確認したいウォレットアドレスを貼り付けるだけで、数秒以内に同アドレスのネットワーク活動により排出した二酸化炭素量が表示される仕組みとなっています。
またMenthol Protocolは次のステップとして、特定のdAppに関連するトランザクションを束ねて監視できるようにするインデックスツールを構築し、peaqエコシステム内のdAppとDePIN(分散型物理インフラネットワーク)にオフセット機能を提供する予定です。