KlimaDAOがSolid Worldと提携、プリペイドカーボンプール導入を実施
KlimaDAOと低炭素商品プロバイダーSCB Groupは、カーボンクレジット取引プラットフォームSolid Worldと提携し、プリペイド(前払い式)カーボンの流動性プールを立ち上げたことを明らかにしました。
Solid Worldのプラットフォームに導入された同プールは、まだ発行されていないカーボンクレジットの流動性を向上させるだけでなく、市場の効率と価格発見を改善し、ボランタリーカーボン市場に大きな利益をもたらすと伝えています。
プリペイドカーボンクレジットは、バングラデシュのロヒンギャ難民に改良型調理用ストーブを提供しているゴールドスタンダード認証プロジェクトから調達され、プールはすでに54050トンの炭素と100万ドル以上の総流動性でスタートしています。
これらを実現するのがSolid Worldが提供するリスク評価ツール「CRISP」で、フレームワークはまだクレジットを発行していないプロジェクトの資金調達の信頼性と予測可能性を高め、開発者の投資回収期間の短縮にも役立つものとなっています。
3社はテクノロジーを活用し、スケーラブルなクライメイト金融市場を創出するべく、今後も協力して影響力の大きい持続可能性プロジェクトへ、資金提供をおこなっていくと明かしています。