韓国Kiudaがスリランカでカーボンクレジット取引所KiudaEXを設立へ
韓国企業のKiuda Digital Holdings(KDHP)が、スリランカの気候フィンテックスタートアップXeptagonと提携し、現地にカーボンクレジット取引所KiudaEXの設立に取り組むことを明らかにしました。
ブロックチェーンやプロセスの自動化などの技術を活用し、大手カーボンレジストリに直接接続でき、不正行為や長時間の事務処理などカーボンオフセットに関するさまざまな問題を解決するとしています。
またカーボンクレジットの需要が高まりつつある日本など他のアジア地域をターゲットにしており、大企業・金融機関・会計事務所にとって新たな収益を生み出す統合プラットフォームになることを目指しています。
KDHPはシード資金調達に成功しており、グローバルプロジェクトの戦略的投資家として韓国SK証券の子会社が参入しているほか、多くの国の金融機関やグローバル会計事務所と協議段階であることを明かしています。
取引所の他にもブロックチェーンベースとなるレジストリや、MRVソリューションの開発も同時に開発し、クリーン開発メカニズム(CDM)と持続可能な開発メカニズム(SDM)のグローバル展開を可能にするサービスを顧客へ提供する予定です。