Android用ブラウザのオペラで直接イーサリアム購入が可能に!北欧3か国でスタート
ノルウェーのブラウザメーカーであるOpera Software ASA(以下、Opera)は、同社のAndroid版モバイルブラウザである「Opera for Android」が、ユーザー自身のスマートフォンで仮想通貨Ethereum(ETH)を直接購入できるようになったと発表しました。
まずはこちらの動画をご覧ください。
Operaは、スウェーデンのオンライン仮想通貨仲買業者であるSafello(サフェロ)とパートナーシップを締結した事を発表し、これにより、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク在住のユーザーが先立ってこのサービスを利用することが可能になりました。
このパートナーシップを締結したSafelloは2013年にスウェーデンで設立され、スウェーデンの金融監督局(FSA)にも登録されている企業です。
同社はスピードと使いやすさに焦点を当てたサービスを提供しており、Safelloで仮想通貨を購入するプロセスは1分以内で完了するという特徴があります。
今回の発表でOperaの仮想通貨分野担当でありプロダクトリーダーを務めるCharles Hamel氏は、
「私たちはブラウザがこれらのユースケースのエントリーポイントになると信じています。Safelloとのパートナーシップのおかげで、私たちはこのビジョンに向けてもう一歩踏み出しています。」
と述べました。
2018年7月、OperaはメジャーなWebブラウザとしては初めて仮想通貨ウォレットを実装し、Ethereum Web3 APIをサポートすると発表。
Hey! We are excited to invite you to the private beta testing of the new Opera for Android with a built-in crypto wallet! Integrated with Ethereum Web3 API, it makes using Dapps on mobile seamless and secure. Join now at https://t.co/6cKLn1VUZA
— Opera (@opera) 2018年7月11日
Operaはこの機能を実装する事により、ユーザーが個別の仮想通貨分散型アプリケーション(DApps)ブラウザーや、仮想通貨ウォレットエクステンション(プラグイン)をインストールする必要がなくなると発表しており、その機能強化に期待する声も多く上がっていました。